
2014年3月アーカイブ
感染症予防の三つの柱として、感染源からの病原体の
広がりの阻止、感染経路の断絶、抵抗力の向上という
3つの考え方があります。
手洗いの徹底については、感染経路の断絶に該当します。
汚染物の処理が終わった後に入念に手洗いをすることで、
感染のリスクを下げることができます。
そこで、正しい手洗い方法を学んでいただくため、
手洗いチェッカーを使って研修を行いました。
最初に、専用のローションを まんべんなく手全体に付けます
すると・・・
専用のライトで照らすと こんな感じで 汚染箇所が確認できます
そして 手洗いを実施
手洗いの基本的なポイントとしては、指先、爪の間、指の間、親指の周り、
手首、といった部分に汚れが残りやすいため、重点的に洗います。
外出後、トイレに行った後、調理や食事の前、おう吐物などを
処理したあとは特に、手を洗うことが必要です。
またこすり洗いを30秒近く行い、水で洗い流すことにより
ウイルスは激減します。
正しい手洗いをするだけで、大きな予防効果があるのです。
手洗い後
再度専用ライトで照らします
分かりにくいかも知れませんが 思っていたより残っています・・・・
念入りに洗ったつもりでも
思った以上に汚れが落ちていない事が分かりました。
みなさん
正しい手洗いを徹底していきましょう。
感染予防委員会からでした。